5Gハムレットの感想 ～わたし史上最高の演出と岡宮来夢への沼落ち～
寄ってらっしゃい見てらっしゃい！！
５Guys Shakespeare ハムレットの感想だよォ！！！
（昭和の煽り）
クローディアスやオフィーリアやガートルード、他の役を代わるがわる務めるよォ！！
これ以上ないほど、見応えがある舞台だよォ！！！
・・・え？５Gハムレットの話？？？？
・・・今さら！？！？
・・・・・・また！？！？！？
約1年前にも5Gハムレットの感想書いてるんですけどもね？
・・・いや、実はたまたま記事見直していたら、
とんでもないミスを発見しまして・・・
（本来「ホレイショー」のところを「レアティーズ」って書いてた）
（致命的ミス）
直してたら、また見たくなっちゃってね。
そしたら、また5Gハムレットへの熱い想いを書きたくなっちゃってね。
微妙なネタバレはあります。
が、どちらかというと、
5Gハムレット最高！という事を勢いだけで書いてる内容となっております。
勢い大事。
5Guys Shakespeare HAMLETの魅力
2020年11月中旬に行われたこの公演。
私のミュージカル人生の中でも、かなり鮮烈な印象を持っている。
今まで見た中で、心から「一番ハイクオリティな舞台」だと思っている。
私のミュージカル観劇歴、乏しいが全く無いわけではない。
たまーにだが、東京に行った際や、地方公演が開催された際に劇団四季を見たり、
コロナ禍中のGWに配信された刀剣乱舞ミュージカルを見たり。
その中でも、飛びぬけて演出が凝っていた。
演出が非常に斬新で、見ごたえがあるものだった。
演出としては一番好きかも。
これを！
現地で！！
見られなかったことは！！！
生涯の悔いになりそうなくらいには！！！！
素晴らしい舞台なんですよ！！！！！
そもそも、５Gハムレット、見る気はなくて。
Twitterでフォローさせていただいている絵描きさんが、
この舞台のことツイートしてて、
「ふーん…見てみるかあ」くらいのテンションで見た。
「刀ミュの鶴丸の岡宮くんってコが出てるみたいだしなぁ」くらいのもんだった。
なんなら、この時点では、そんなに来夢くんのこと好きになってない。
それがどうだ。
蓋を開けたら、コレだ。
さとうのちんたらブログで一番長い記事がこちら！！
（驚愕の事実）
一気に12000字超えの記事書いてしまったレベルに、心ぶち抜かれた。
演者さんのファンの方全員に見てほしいし、
ハムレット見たことない人にも見てほしいし、
見たことある人にも見てほしいし、
もう、全人類に見てほしい。
そして、
全人類が5Gハムレットを好きになってほしいし、
全人類、岡宮来夢を好きになってほしい。
演劇として最高級の舞台
舞台における「演出」って、
こんなにも自由で、こんなにも魅せることができるんだ、
と思った作品。
演出家の力って偉大だと思った。
役者が舞台にずっと居続けて、衣装替え・メイク・袖水・黒子、全てを行うことも、
役を入れ替わり立ち替わり行うことも、
衣装を使って死の演出がなされることも、
エンターテイメントとして最高の演出だと思った。
素晴らしいの一言。
脚本・演出の松崎文也さんって、天才なの・・・？？
わたし、ハムレットって初見だったんだけど。
なんなら、ハムレットのあらすじもろくに知らなかったんだけど。
そのレベルの知識で見ても、ポイントが抑えられているから、流れが理解できる。
テンポも抜群に良い。
間延びするところがなく、見どころしかない。
観客を一切飽きさせず、ずっと舞台に引き込んでいる。
最後には、観客さえも役の一つに落とし込んでくれる。
その世界観を支えているのは、演出の妙。
加えて、演者の演技力と歌唱力だと思う。
演出に負けない、その実力たるや。
主役を任せてもらった岡宮来夢は素晴らしいと思う。
観客の心を鷲掴みにするような激しい演技をしていた。
下手すると、観客の胸倉をつかんで揺さぶるような激しさがあった。
赤黒い炎のようなハムレットを熱演している。
己の炎で、激情で、自身の身を焼き尽くしてしまいそうなハムレット。
わたしは来夢くんが、こんなにも炎のような狂気の演技ができると思ってなかった。
その黒い炎が、来夢くんの心まで焼いてしまわないかと怖くなるくらいのものだった。
さらにそれに輪をかけて、
立花裕大、橋本真一、法月康平、中村誠治郎の演技が素晴らしい。
来夢くん本人もカーテンコールで言っていたが、
「岡宮来夢という主役を立てる演技」をしてくれている。
おそらく、経歴・スキル・実力・安定感・経験・・・
正直、どれをとっても岡宮来夢より一枚上手（うわて）なんだろうと思うのだ。
だからこそ、一人で目まぐるしく何役も演じることができるんだろう。
DVD特典の座談会で言っていたが、
橋本さんは一人で10役してたらしい。
その他の方も少なくとも6役は演じていたとのこと。
素人が聞いただけでもすごすぎる・・・
4人のファンの方には、絶対に絶対に見てほしい。
間違いなく、彼らの表現力に度肝を抜かれるし、新たな顔を見ることができて、
さらにファンになること間違いなし！！
もう断言できる！！
素晴らしい演出家が、
素晴らしい役者と作り上げた、
素晴らしい舞台だった。
わたしの中で、5Gハムレットは、最高の舞台作品です。
推しが生まれた瞬間
そう、実は刀ミュの鶴丸国永役から好きになったのではないんだよな・・・
歌合か、葵咲本紀だったと思うが・・・
随分可愛い系の鶴丸国永が出てきたな。
でも、歌はとってもうまいな。
くらいの印象だったと思う。
そのへんもあやふやなくらい、あんまり記憶にない。ごめん。
でも、この５Gハムレット、
初めて見た千秋楽配信の岡宮来夢の演技と歌唱、
岡宮来夢を少し知っている1人の女を完全に落とすには、
必要十分だった。
来夢くんについては、割と辛口評価もあったようだ。
わかる。
ある意味、だから主役とはいえ彼はハムレット役のみだったし、
他の方から支えられてのあの演技だったと思う。
ただ、それを差し引いても、
他の誰よりもわたしの目を惹きつけ、心を奪ったのは岡宮来夢だった。
岡宮来夢の演技と歌声と熱は、どうしようもなく魅力的だった。
来夢くん本人の印象からかけ離れた、ギャップの大きい役もできるパワフルさ。
赤いオーラをまとったような、激しい狂気の演技。
ハムレットが乗り移ったような雰囲気。
どこまでも響きわたり、力強く伸びやかで、そして抜群に上手い歌。
メロディーに違和感なく、物語を語るように乗る歌詞。
臆することなく全力で役を演じ、舞台に向ける熱量の大きさ。
全部目に焼き付けようと、何度も配信アーカイブをを繰り返し見た。
彼の演技や、歌や、活躍を、もっともっと見てみたいと思った。
ここから来夢くんの沼に転がり落ちるのは早かったな・・・
ついニコ生（くるむるーむ）見ちゃって、
ついTwitter見ちゃって、
つい雑誌買っちゃって、
ついファンクラブの前身（くるスト）入っちゃって、
つい比叡山ライブのDVD買っちゃって、
ついライブレポ8部作になっちゃって、
つい鶴丸国永にもはまっちゃって、
ついバースデーイベントも配信見ちゃって、
つい刀ミュの作品も見返しちゃって、
つい静かの海のパライソも申し込んじゃって、
ついファンクラブにも入っちゃって、
つい、気が付いたら岡宮来夢に沼落ちしてた・・・・
****************************************************************************
ということで、1年越しに再びお目見えすることとなった、
5Gハムレットの感想でした～！
自分でも思う。
お前はどこの回し者だ？？？
ってレベルで絶賛してることは。
だって！
スゴイ作品なんだもん！！
皆に知ってほしいんだもん！！！
また配信してほしいな。
ニコ生やTVで、結構配信されているんだよね。
そして、5Gハムレットの正式名称。
5Guys Shakespeare Act.1:[HAMRET]。
そう、アクト１なんです。
ということは、Act.2以降の構想がすでにあるということ。
なんて素敵！！
松崎さん、期待して待っております！！
ということで、
今日はこちらの紹介でお別れ！
DVD購入はこちらから！
（毎度おなじみのダイマ）
to be ほにゃらら・・・
（次の5Gハムレットは座談会とメイキングの感想も書きたい）
（まだやるんかい）
